家電や雑貨などを製造・販売するドウシシャ(大阪市)が2024年2月に販売を開始した、ふくらはぎのマッサージ器具「ゴリラのひとつかみ」(希望小売価格5500円)は発売直後から注目を集めた。
年間出荷目標の1万5000台をゆうに超える、10万台の注文が発売1カ月で入ったのだ。当時、SNSでは「どこも売り切れで購入できない」「店をはしごしてやっと買えた」という声もあった。
本製品は、ふくらはぎに巻いて装着するタイプのマッサージ器で、電源プラグをコンセントに差し込んで電源ボタンを押すだけというシンプルな仕様だ。強さの設定は弱、中、強の3つで、10分後に自動で停止する。
ヒットを支えたのは、5500円という手ごろな価格とその秀逸なネーミングだ。握力が500キロあると言われているゴリラの名前を借りて、マッサージ器の力強さを表現。装着後のスッキリ感が感じられるようなネーミングにした。
ドウシシャの担当者は「立ち仕事やデスクワークの人にとって、ふくらはぎの日常的なケアのニーズが高かった点も、この商品が話題になった理由の一つだと考えています」と振り返る。
その後、2025年7月にふくらはぎ兼太もも対応のマッサージ器具「ゴリラのふたつかみ」(同6900円)、同年11月に風量が強いドライヤー「ゴリラのひとふき」(同1万6280円)を発売。現在「ゴリラのハイパワーシリーズ」として11種類の健康・美容家電を展開している。
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