AI時代に人間らしい働き方を再設計する「ジョブ・クラフティング」のすすめ
【開催期間】2026年1月27日(火)〜2月25日(水)
【視聴】無料
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【概要】仕事の「やらされ感」を「やりがい」に変えるアプローチとして「ジョブ・クラフティング」が注目されています。AIが定型業務を代替する今日、人間は仕事の「意味」を再定義する力が問われています。高モチベーションな業務への集中にはAI活用による効率化も必須条件です。本講演では、職場のレジリエンスを専門とする研究者が、AI時代に従業員の意識と行動を変える実践論を解説します。
後輩社員への指導役や、若手リーダーとして組織を引っ張る存在になることが期待されている30代。まさに働き盛りともいえる世代だが、ある異変が起こっている。
組織変革を支援するスコラ・コンサルトが実施した調査によると、30代男性のやる気が、他の年代や女性に比べて低下しているというのだ。働き盛りであるはずの彼らの熱量は、なぜ失われつつあるのか。背景には組織の「変わらなさ」「動かなさ」がもたらす失望があった。
調査によると、30代男性が仕事への意欲を失う理由の1位は「会社の体質や企業風土」(47.2%)だった。2位の「報酬が見合わない」(41.6%)を5.6ポイント上回っている。
具体的に、どのような「体質」や「風土」が30代男性の仕事への意欲を奪っているのか。今回の調査では深掘りしていないものの、スコラ・コンサルトの組織プロセスリサーチャーである滝口健史氏は、転職理由から以下のように推測する。
「30代男性の転職理由として『職場の問題がなかなか改善されない』『変化に対応できていない』『保守的で新しい取り組みが受け入れられにくい』といった声が上位を占めている。いずれも組織が変わらないことへの不満が根本にあることが分かる」
加えて、滝口氏は「トップダウンな体質で社員の意見が取り入れられない。社内政治や忖度の文化も根強い。上司の顔色をうかがいながら仕事をせざるを得ない。こうした環境に、息苦しさを感じている人が多い」と指摘する。
30代男性のやる気低下を、企業が放置するとどうなるのか。滝口氏は3つのリスクを挙げる。
1つ目が人材の流出だ。意欲が低下した社員は、転職を考えるようになる。優秀な人材ほど市場価値が高く、他社に移りやすい。周囲から目標にされるような人が辞めると、残った社員は「この会社には将来性がない」と感じる。同期が次々と転職すれば、「自分だけ取り残されたくない」という心理も働き、退職が連鎖する可能性もある。
2つ目が、必要最低限の仕事だけをこなす「静かな退職」状態に陥ることだ。大きな問題は起こさないが、成長しないし、成果も出さない。心理的にはすでに「退職」しているようなものだ。
3つ目が下の世代への悪影響だ。「先輩が意欲をなくしていると、その後に続く後輩は『あの程度でいいのか』と思ってしまう」。本来ロールモデルになるはずの先輩が、悪い手本になるという悪循環が起きかねない。
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