「うんこミュージアム」はなぜ広がったのか 累計250万人を動かした体験ビジネスの裏側(3/4 ページ)

» 2026年01月26日 07時00分 公開
[小林香織ITmedia]

名古屋、沖縄の常設店も好スタート

 うんこミュージアムは、2019年3月に開業した横浜の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」内のコンテンツとして誕生した。半年間の期間限定を想定していたが、好評を得たため、同年8月、東京お台場に常設店を開業した。

 その後は、札幌、那須、福岡、中国・上海、オーストラリア・メルボルンなどで期間限定開催を重ねてきた。中でも福岡は人気が高く、2021年、2023年、2025年と3度にわたって開催し、2025年は約7カ月の会期中に約21万人が来場した。

「うんこミュージアム NAGOYA」は、ゴールドをテーマに派手な印象に(たのしいミュージアム提供、以下同)
「うんこミュージアム OKINAWA」は青をテーマに、沖縄らしさを表現

 2025年には、新たに名古屋(5月)と沖縄(9月)に常設店を開業。東京の店舗も開業後初のリニューアルを実施し、ビジュアルを刷新したほか、多数の新作コンテンツを披露した。結果として、東京店では2025年の年間来場者数が過去最高を記録した。

 名古屋、沖縄も反響が良く、名古屋は東京の来場者数に迫る勢いだという。体験設計は東京と大きく変わらないものの、地域限定コンテンツを一部盛り込んでいる。名古屋はゴールドをテーマカラーにして派手な印象に、沖縄は青をメインにして海や空、シーサーなどと組み合わせて地域特性を表現している。

沖縄店のオープン初日は行列に。チラホラと外国人の姿も見られる

 客層は、親子連れが約半数を占め、次いでカップルや女性グループが多い。近年は訪日外国人も増えており、お台場の店舗では約2割を占める。米国、オーストラリア、アジアなど幅広い国籍の人が来店し、「ジャパニーズポップカルチャー」として楽しんでいるという。

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