「布団のまま歩いているみたい」 相手にされなかった“着る暖房”は、なぜ売れたのか(1/5 ページ)

» 2026年02月01日 08時00分 公開

 電気代が高騰する中、「暖房いらず」として話題のウェアがある。ファーブル社(東京都墨田区)が開発し、”着る暖房”と呼ばれる「モモンガ」だ。応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」をメインに販売(一般価格2万3000円、早割1万7940円〜)し、最新作「モモンガ5」の購入額は2467万円、アンコール販売(プロジェクト終了後から一般販売までの間に再実施すること)も2483万円を記録した。

photo 着る暖房の「モモンガ」が話題(画像はファーブル提供、以下同)
photo これまでの販売も好調に推移

 モモンガは、体温で暖めた空気を閉じ込める5層構造を採用。サーモライト中綿や保温裏地を組み合わせ、発熱装置を使わずに暖かさをキープする。

 着用した人からは「まるで布団に入ったまま歩いているような感覚」といった声のほか、厚みのある素材だが意外に軽く、動きやすいという意見も寄せられている。

photo 5層構造を採用
photo 動きやすい仕様

 防寒着は厚着になりがちで、家でくつろぐには不向きであり、既存の暖房器具は電気代がかかる。加えて、冬場の災害時に起こり得る停電への不安も高まっている。坂井氏は「高騰する暖房費の節約や、災害時の備えのことを考えて購入する人も多い」と分析する。

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