従業員が退職時に、企業へ伝えられる退職理由と本人の本音に乖離が生じているケースが多く見られている。
ビジネスパーソンが退職する際の、本当の理由とは何か。パーソルビジネスプロセスデザイン(東京都港区)が調査を実施した。
退職の理由について、最も多かった回答は「仕事にやりがいを感じない」で、55.1%に上った。以降は「キャリアの選択肢が少ない」(54.7%)、「自己成長が感じられない」(54.5%)が続いた。
一方で、企業に伝えた退職理由については 「自身のメンタル面での(健康)問題」が最も多く19.9%となった。「自身の身体面での(健康)問題」(16.9%)、「仕事にやりがいを感じない」(14.5%)が上位となった。
退職時に会社側が実施したことを聞くと「上司との面談」が最も多く58.5%に上った。以降は「人事との面談」が30.5%で続いた。
「社外インタビュアーとの面談」は7.1%と限定的な状況である一方で、63.1%が退職理由を本音で話せたと回答。「人事との面談」(57.9%)や「上司との面談」(57.7%)を上回る結果になった。
同僚や利害関係のない第三者が聞き手となることで心理的ハードルが下がるため、企業側としては従業員の本音を引き出す有効な手段であると考えられる。
調査は2025年3月14〜28日に実施。直近1年以内に退職を経験した会社員または公務員(全国の20〜59歳男女)5100人から回答を得た。
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