PERFUMATICは、香水ブランド側にとっても新たな顧客接点を生み出す場になる。一般的に百貨店などのフレグランスカウンターは、香水を試したかったり、購入を検討したりしている人が訪れるケースが多い。
一方、自販機の場合は必ずしも購入を前提としていない人も多い。ルクア大阪でのイベントの来場者アンケートでは、自販機を試した77%が「現在、購入を検討している香水はない」と回答した。つまり、香水に興味はあるものの、これまで売り場に訪れなかった潜在顧客層にもアプローチできる可能性がある。
Amuletteでは自販機を販売の場というよりも、香りを体験してもらうきっかけとして位置付けている。まずは香りを知ってもらい、その後、店舗やオンラインでの購入につなげる狙いだ。
長田氏によると、日本では香りそのものよりも「ブランド名」や「誰が使っているか」といった要素で香水が選ばれる傾向があるという。
そのため、品質の高い香水を作っていても、知名度の低いニッチブランドは試してもらう機会が少ないという課題があった。直営店を持たず、実店舗は期間限定のポップアップストアしかないブランドも多い。
好立地に出店したくても資金面などで難しい場合があるが、自販機であれば比較的手軽に設置できる。より多くのブランドを「知ってもらいたい」という思いもあるそうだ。
また、ルクア大阪に設置したPERFUMATICでは、本体の下部分にデジタルサイネージを導入しており、広告枠としても活用している。広告内容としてはフレグランスや化粧品、ファッション、美容家電などのカテゴリーを想定しているという。
伊藤園、初の「香水ブランド」で売り切れ続出 “ジャスミン狂い”な社員が起案、人気のワケは?
お蔵入りから逆転ヒット! 出荷枚数1500万枚突破、「ボンボンドロップシール」人気の秘密とは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング