ファミマでは、2000年代後半からもちもち食感のパンを展開してきたが、当初は「固くて弾力のあるもちもち」が特徴だった。現在は「みずみずしさやしっとり感のあるもちもち」がトレンドだという。今回のシリーズでは、商品ごとに特徴の異なる複数種類のでんぷんを配合することで、「唯一無二の食感」を目指した。
パンの購買層は通常、男性が約6割を占めているが、今回は新しい食感を訴求することで女性も含めた幅広い顧客の取り込みを図る。鈴木氏は「もちもち食感は長年親しまれているため、男女問わず手に取りやすい。幅広いお客さまに楽しんでいただきたい」と話す。
おむすびや弁当の値上がりを背景に、食事としてパンを選ぶ動きも広がっているという。実際にファミマでは菓子パンよりも総菜パンの伸びが目立っており、今回のシリーズでもピザパンなどを加え、需要を取り込む。
ファミマのパンカテゴリーは2025年度に過去最高の日商を更新し、2022年度比で119%と伸長した。食感にこだわった生地開発に加え、ボリューム感など分かりやすい価値を打ち出した高単価商品の展開や、1袋に複数個のパンを入れたコストパフォーマンスの高い「マルチパン」の強化などが好調につながった。
同社は4月14日、21日にも「超も〜っちりパン」シリーズに新商品を追加する予定だ。これらの新商品を含め、パンカテゴリー全体で前年比105%の売り上げを目指すとしている。
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