TikTok Shopでは、Amazonや楽天市場のようなECモールと同様に、商品を閲覧・検索・購入できる「ショップ」タブや、アカウントのプロフィールから商品ページにアクセスできる「ショーケース」機能が導入された。
この他、商品を紹介するショート動画やライブ配信の画面上に表示される「カートボタン」から購入できる。松屋フーズでは売り上げの約7割が、動画や配信からの流入だ。
従来のECは、ユーザーが欲しい商品をあらかじめ決めて、検索・比較したうえで購入するのが一般的だった。一方、TikTokではユーザーが自身の興味に応じた動画やライブ配信を視聴する中で、これまで意識していなかったニーズや興味が喚起され、購買につながる点が特徴だ。
Gastroduce Japanの若松友貴社長は「TikTok Shopは、SNSに商品カートが付いたようなイメージだ。楽天やYahoo!など、他のプラットフォームの売り上げにも好影響を与える」と説明する。
例えば、菓子製造・販売を手掛ける乳糖製菓(東京都墨田区)の「下町バームクーヘン」は、出店2カ月目で約3000万円を売り上げた。TikTok内で話題となったことで、楽天では前年比178.1%、Yahoo!ショッピングでは同330.5%に売り上げが伸長した。
TikTok Shopでは7%の販売手数料以外に、固定費や初期費用がかからない。クリエイターに動画制作・投稿を依頼するための広告費などは必要だが、他のECモールと比べて低コストで出店できる。
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