対するアパホテルはダイナミックプライシングを採用し、同じ部屋でも価格変動が大きい。
池袋駅北口店における5月のシングル宿泊料金を調べると、月曜や水曜などの最安日では1万円を下回るのに対し、土曜日には2万6000円を超える日もある。執筆時点での最安値(6000円)と最高値(2万6200円)の差は4倍以上だ。
宿泊料金については各施設の支配人に決定裁量を与えており、価格は店舗によって大きく異なる。「稼げる時に稼ぐ」というのがアパホテルのやり方だ。
東横インと比較すると、アパホテルは直前でも駅前一等地の部屋を予約できることが多い。その代わり、単価は2万〜3万円以上になっている場合がある。
2010年代後半には極端な価格変動が批判され、炎上することもあった。メディアが実施したアンケート調査で、大手ビジネスホテルの中で満足度が最下位になったこともある。それでもアパホテルはダイナミックプライシングを継続している。
2月に亡くなった会長・元谷外志雄氏はメディアの取材や著書で「資本主義市場経済では値段は需給で決まる」という趣旨の主張をしており、原価に基づいて価格を決めるやり方には否定的だった。
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