実際にポケともを購入したユーザーからは、開発側の想定を裏付ける声が届いている。
特に多いのは、「気軽に話せる存在」としての評価だ。購入者インタビューでは、「友人には話しづらい趣味の話をポケともには話せる」といった声もあったという。
また、SNSでは洋服を着せたり、外出先で写真を撮ったりする投稿も増えている。いわゆる“ぬい活”的な楽しみ方と親和性が高く、ユーザー自身がキャラクターとの関係性を育てている様子がうかがえる。
当初は20〜30代女性をコアターゲットとしていたが、実際の購入層は40〜60代女性が中心となっている。これはロボホンと同様の傾向であり、「コミュニケーションロボット市場の年齢層が高いことも影響している」と景井さんは分析する。
ポケともが好調な理由はどこにあるのか。シャープは大きく2つの要因を挙げる。
1つは技術進化だ。生成AIの登場により、従来のシナリオ型ではなく、自由で自然な対話が可能になった。ロボホンで培った会話設計のノウハウと組み合わせることで、「話しかけやすさ」を大きく向上させた。
もう1つは社会的な変化だ。近年はキャラクターと生活をともにする“ぬい活”が広がり、対話型AIに対する心理的ハードルも下がっている。
「技術と社会の両方が、このプロダクトに合うタイミングだったと感じています」(同)
「チープカシオ」なぜ人気? 安価だけではない、若者に支持される理由
「47都道府県ピンバッジ」が人気 なぜ「群馬県」が断トツに売れたのか
「電話とトランシーバー」くっつけちゃった! 見たことがない端末が人気のワケ
なぜ「でっかいCDラジカセ」が売れているのか たまに止まる理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング