競合のShenzhen Arashi VisionはもともとVR用のカメラなどを手がけていたが、2016年に「Insta360」ブランドでアクションカメラ市場に参入した。
もともとスマホに接続して使うカメラを展開しており、4K画質に対応するなど、カタログスペック上の画質はGoProと大差ない性能だった。その上で名称通り360度カメラであり、カメラ周りの全ての景色を撮影することが可能だ。GoProが360度カメラを搭載したのは2018年発売の「GoPro Fusion」が初であり、Insta360が先手を打っている。
Insta360の販売価格はおおむね3万〜4万円台で、5万円超のGoProシリーズより安く、価格面でも優位性があった。憶測だが「Insta360」という名称自体も、Instagramを連想させることで宣伝効果を発揮したと筆者は考えている。
Shenzhen Arashi Visionと並ぶ中国勢のDJIはドローン大手として知られる。アクションカメラ市場では後発で、2019年発売の「Osmo Action」で同市場に参入した。当初、ドローンには他社のアクションカメラを採用していたが、その後、自社開発に乗り出したという。当時の販売価格は約4万5000円で、GoProより1万円程度安く設定。4K画質に対応し、一定の防水機能も備えていた。2025年には同社初の360度カメラ「Osmo 360」シリーズを発売した。
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