この記事は、書籍『科学的に証明された すごい習慣大百科』(堀田秀吾/SBクリエイティブ)に、編集を加えて転載したものです。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。
仕事でひと息つきたいときは、きちんと香りのするコーヒーをかぐと効果てき面です。
「コーヒー豆の香りには、睡眠不足や疲労の原因とされる活性酸素によって破壊された脳細胞を修復する効果がある」というソウル大学のソらの研究があります。
実験では、“正常なネズミ”と“24時間寝ていない寝不足状態のネズミ”を用意し、それぞれにコーヒー豆のにおいをかがせました。すると、寝不足状態のネズミから脳を守る分子の量が、部分的に回復したというのです。コーヒー豆のようないい香りをかぐだけで、ストレスを軽減できたそうです。
また、レンセラー工科大学のバロンが行った研究では、大きなショッピングモールのなかで、煎ったコーヒー豆やクッキーといったいいにおいが店内から漂っていると、落ちたペンを拾ってくれたり、お札の両替などを頼まれても快諾してくれるようになったりする―といった、人への親切心が働く「向社会的行動」を促進させ、幸福度が上がるという研究結果も明らかになっています。
コーヒーの効能は、これだけではありません。「コーヒーナップ(コーヒーの昼寝)」と言って、コーヒー(カフェイン200ミリグラム)を飲んだあと、30分ほど寝ると頭が冴(さ)えることがラフバラ大学のレイナーとホーンの研究で実証されています。
もっとも脳にいい影響をもたらすカフェイン効果は飲んでから30分後と言われているため、昼寝の相乗効果とともに覚醒度が上昇すると言われています。
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