なぜ調理家電の「試食」ができる店が増えているのか ビックカメラや象印が仕掛ける背景(4/5 ページ)

» 2026年05月20日 05時30分 公開
[米倉志保ITmedia]

「食べ比べ」できる店は、家電量販店以外にも

 調理家電を実際に試せる場は、家電量販店以外にも広がっている。

 象印マホービンは2018年、「ご飯」をコンセプトにしたレストラン「象印食堂」をオープンした。現在大阪や東京で3店舗を運営している。同社が展開する約17万円の最高級圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊いたご飯と、家庭料理を組み合わせたセットメニューを提供している。価格帯は2000〜6000円程度だ。

ご飯を食べ比べできる(出所:象印食堂公式Webサイト)

 店頭では、粘りの強さによって炊き分けた「白米」が2種類と、玄米などの「健康応援米」1種類が並ぶ。ご飯はおかわり自由で、食べ比べできる。おかずはあえて高級食材を使わず、家庭でもイメージしやすいメニューで、ご飯そのもののおいしさを体験できるようにしているという。

 店内では、タンブラーやごますり器など炊飯器以外の商品も使用しており、ブランド全体を体験できる場として運営している。

ブランドを体験できる場として展開している

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