夏のお中元商戦が横浜市内の百貨店でも始まった。今年はそごう横浜店(横浜市西区)が会期を大幅に前倒しし、早くも5月から特設売り場を展開している。毎年のように見舞われる記録的な猛暑を想定した見直しだといい、“夏ビジネス”のスケジュールを工夫する動きは他の百貨店などにも広がっている。
そごうが特設売り場を開設したのは、昨年より12日早い5月29日。初日から開店を待つ客が並び、予約ブース25席がたちまち埋まった。市内の70代女性は「本格的に暑くなり、外出が厳しくなる前に済ませたいと思って」と話していた。
売り場には、中華街の名店の点心セットをはじめとした神奈川・横浜ならではのギフトなどが並ぶ。今後の値上げを意識した「ついで買い」を期待し、洗剤や入浴剤といった日用品のお買い得セットもそろえた。
会期を変更した理由について、お中元担当の藤原誠さんは「お客さまの大半が6月末までに集中し、7月に入ると客足が鈍る傾向が強まっている」と説明。最盛期に行列で待たされるストレスを減らすため、開始時期を早めたという。
同時に、会期末も昨年より10日早い7月12日に前倒しした。次の催事へと早期に切り替え、顧客の購買意欲につなげたい狙いだ。
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