メール、Teams、Slack――バラバラな連絡ツールの「見落とし」 ChatGPT Agentsで解決する方法その悩み、生成AIが解決(2/2 ページ)

» 2026年06月30日 07時00分 公開
[酒井麻里子ITmedia]
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返信文案の作成にも対応 「追加指示」で精度を高める

 エージェントを実際に使っていくうちに、動きがいまひとつだと感じたり、新たな機能を追加したくなったりすることがある。その場合は、追加指示でエージェントを改善していくとよい。

 サイドバーに表示されたエージェント名の右側にある「…」→「エージェントを編集」から編集画面を開く。

photo06 作成済みのエージェントの編集も可能。サイドバーにエージェント名が表示されていない場合は「エージェントを探す」→「自分が作成」の一覧から編集画面を開く

 例えば、重要なメッセージを集約するだけでなく、返信文案も提案してほしいときは、エージェントの編集画面のチャットで「重要メッセージをSlackに送信する際に、返信文案を付けて」などと指示すればよい。「更新」をクリックすると追加の変更内容が反映される。

photo07 エージェントの編集画面を開いたら、改善したい内容をチャットで指示する

 エージェント作成で重要なのは、一度作って終わりにするのではなく、実際に使いながら細かい調整をくり返して理想の形に仕上げていくことだ。

 重要メッセージの判定が甘く、不要なメッセージまで含まれてしまう場合は、判定基準に送信者や文面に含まれるキーワードを指定するとよい。また、提案される返信文案が意図したものと違うと感じる場合は「返信文案のトーンは元のメッセージのトーンに合わせて」「メールの返信は丁寧さ重視で長め、チャットツールの返信は短く簡潔に」のような指示で改善が可能だ。

何でも自動化は危険 エージェント化に向く業務・向かない業務

 ただし、何でもエージェント化すればよいというわけではない。「どの作業をエージェント化するか」の見極めもポイントになる。

 今回のように複数のツールをまたいで確認する必要があり、同じ判断や整理を繰り返す作業は、自動化することで大きな効果が期待できる。一方で、判断基準があいまいな作業や、少しの誤判定が大きな問題につながる作業は、人の判断を間に挟む必要がある。

 日頃の業務の中で、エージェント化できそうな作業を意識的に探し、実際にエージェントを作り、改善を繰り返しながら仕上げていくプロセスが、ChatGPT Workspace Agentsを活用する上で重要となる。

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