では、なぜこうした謎ルールが生まれるのか。
おそらく、管理する側が「テレワーク中に何が起きているか分からない」という不安を抱えているせいだ。その不安を解消する方法が見つからず、とりあえず「禁止」というシンプルなルールで対応しようとしてしまう。
バーチャル背景の禁止は、「ちゃんと仕事しているか確認したい」という監視欲求の表れかもしれない。残業の禁止は、「労働時間を管理する自信がない」という責任回避の表れかもしれない。
しかしどちらも、本質的な課題には向き合っていない。バーチャル背景を禁止しても、業務の生産性は上がらない。残業を禁止しても、業務量が減らなければ意味がない。社員の働きやすさ、働きがいをしっかり考慮して、対話を繰り返してマネジメントすべきである。
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