箱庭ゲームの最大の特徴は、プレイヤー自身がコンテンツを作ることです。
ゲーム内で作るキャラクターや街といった、ユーザー自身が生み出したコンテンツは「UGC(User Generated Content)」と呼ばれます。SNSに投稿される写真や文章、レシピサービス「クックパッド」に投稿されるレシピなどもUGCの代表例です。
企業がUGCを重視する理由はシンプルです。ユーザーが「自分の作品を誰かに見てもらいたい」と思えば、自発的にSNSなどで発信してくれるからです。その結果、企業には次のようなメリットがあります。
つまり、このビジネスモデルでは、コンテンツを作りたいと思うプレイヤーの増加がカギとなります。しかし、ここには一つの壁があります。
SNSには、実際にプレイヤーが作ったUGCが数多く投稿されています。そこには人気アニメや映画の世界を忠実に再現した島や、住んでみたくなるような家の画像が並んでいます。そうした作品を見るたびに「すごい」と感心する一方で、「自分にはここまでのものは作れない」と感じてしまう人もいるでしょう。
優れたUGCが増えるほど、創作の心理的なハードルは上がりやすくなります。初めてプレイする人が「自分も作ってみよう」と思えなければ、UGCは増えません。
ところが、ヒットした箱庭ゲームを見ると、この壁を乗り越えるための工夫が数多く盛り込まれています。プレイヤーが「創作の楽しさ」を自然と感じられる仕組みが、ゲームの中に巧みに組み込まれているのです。
なか卯の「床に置かれた食器」問題 企業の沈黙が呼ぶ“将来の波紋”
ローソンの車中泊は、単なる「場所貸し」ではない 見落とされがちな体験価値とは
ユニクロのセルフレジ、なぜあれほど「快適」なのか? 「徹底的な分かりやすさ」はこう作られている
スシローの注文用ディスプレイ「デジロー」は何がすごい? 大画面に盛り込まれた数々の仕掛け
なか卯の「床に置かれた食器」問題 企業の沈黙が呼ぶ“将来の波紋”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング