ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
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山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
三菱地所レジデンスは6月、仙台市で億ション「ザ・パークハウス グラン 仙台広瀬町」の販売を開始した。仙台駅から西へ約2キロ離れた広瀬川沿いにある地下1階・地上6階建てのマンションだ。総戸数は47戸で、全戸が1億円を超え、販売価格の中心帯は2億円だという。
一戸が1億円以上で売買される高級マンションのことを指す「億ション」。東京や大阪、福岡などの大都市圏では、パワーカップルや経営者など高所得者層の根強い需要を背景に、億ションは珍しくなくなった。
だが近年、中規模の都市でも億ションが増えている。こうした物件は一部で「ローカル億ション」と呼ばれている。不動産価格が安いはずの地方都市で、なぜ億ションが売れているのか。
「ザ・パークハウス グラン 仙台広瀬町」は、いわゆる駅前のタワーマンションではなく、低層マンションだ。最寄りの地下鉄南北線「勾当台公園」駅までの所要時間は徒歩約10分。現在建設中で、引き渡しは2027年12月中旬を予定している。
間取りは2LDKまたは3LDKで、専有面積は90.26〜182.09平方メートル。平均的なファミリー向け物件の約1.3〜2.5倍の広さだ。奥行き2メートル以上のバルコニーなども特徴だ。
現在、仙台市では新築マンションの3LDK物件がおおむね5000万〜7000万円台で売りに出ている。周辺の相場と比べると、全戸が億ションの「ザ・パークハウス グラン 仙台広瀬町」は異例の存在だ。報道によると、エントリー数は400件を超え、経営者や医療関係者からの申し込みが多いという。
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