ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
既存の強みや過去の成功体験が、変化の激しい現代では足枷になる――。そんな危機感を持つデジタル戦略リーダーに向け、本特集では保有資産を時代に合わせて読み替える「アセットの再定義」を徹底解剖。自社のコア技術やノウハウを新たな価値を持たせる、企業の具体策を探ります。
「墓じまい」という言葉が定着し、樹木葬や散骨など供養の形が多様化する中で、墓石市場は縮小が続いている。日本有数の墓石・石製品の産地として知られる愛知県岡崎市でも、最盛期に350軒ほどあった石材店は、いまでは70〜80軒ほどに減ったという。そんな業界で、まもなく創業100年を迎えるのが、稲垣石材店(愛知県岡崎市)だ。
同社の主力事業は現在も墓石だが、2016年に家業を継いだ4代目の稲垣遼太氏が新たな柱として、石の器ブランド「INASE(いなせ)」を育てている。完全オーダーメイドで、購入希望者へのヒアリングを通じて、色味や材質などを踏まえて石を選定。職人が希望のサイズや形に応じて一つ一つ製作する。
石ならではの重厚感や質感を生かした器は、高級レストランやミシュランの星付き店から支持を集め、国内外で高い評価を得ている。加えて、器づくりや従来の墓石・石像づくりで培った加工技術は飲食業界の枠を超えて注目を集め、「ミラノデザインウィーク2026」(毎年イタリア・ミラノで開催される世界最大級のデザインイベント)では、レクサスの作品「SPACE」の床材に使う石の加工も同社が手掛けた。
縮小する市場の中で、街の石材店はどのように新しい事業を育ててきたのか。稲垣氏に話を聞いた。
なか卯の「床に置かれた食器」問題 企業の沈黙が呼ぶ“将来の波紋”
中小企業は「消去法」で50代を採用する 早期退職の前に知るべき現実
倒産寸前なのに年収100万円アップ 売上38億円のV字回復を実現した、山梨のプリント企業の「決断と狙い」
病院内のカフェ、なぜ「タリーズ」が多い? 100店舗展開を支える運営戦略
退職一時金を「廃止」する会社は増えるのか 優秀人材が逃げる給与シフトの成否Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング