鳩サブレー「鳩の日」はなぜ人気? 豊島屋が仕掛ける“愛され続ける”工夫(3/4 ページ)

» 2026年08月07日 06時00分 公開

年々大きくなる反響

 限定グッズの反響は、年々大きくなっている。2023年からは限定グッズをオンラインストアでも本格販売し、プレスリリースの配信も始めた。それまでは、公式Instagramや鎌倉周辺の新聞折り込み広告での告知が中心だったが、露出が一気に広がり、注文が殺到。オンラインストアが一時つながりにくくなるほどだった。

 豊島屋によると、2024年の「1枚入り缶」は、創業130周年も重なって、「鳩の日」では過去最高の売り上げを記録した。発売日には本店前や百貨店の売り場に長蛇の列ができ、SNSでも「かわいい」と話題になった。2025年もそれに次ぐ反響で、同社は「年々反響が大きくなっている」とし、今年は2024年並みの反響を見込んでいる。

photo 小物入れにもなる「はとっこ」
photo 今回の「はとっこ」にはオリジナルのカラビナも付属する

 7月末、公式SNSで新作グッズを“チラ見せ”すると、「これは楽しみ」「うっすら鳩が見える」と期待の声が寄せられた。限定グッズの発売は、ファンにとって毎年の恒例イベントになっている。

 オンラインの受注開始時間も、「810(ハト)」にちなんでいる。8月10日の午前8時10分に始まり、翌日の同じ時刻に締め切る。受注生産のため、手元に届くまで時間はかかるが、関東圏から離れたファンも購入が可能だ。

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