カシオでは、G-SHOCKに加え、手頃な価格帯のデジタル時計などを展開する「CASIO WATCH」も好調だ。「チープカシオ」とも呼ばれる商品群を含むこのブランドは、レトロなデザインや手軽さが若者を中心に支持されている。
CASIO WATCHは同社が国内向けに「CASIO Collection(カシオコレクション)」「CASIO CLASSIC(カシオクラシック)」、海外向けに「CASIO VINTAGE(カシオビンテージ)」の名称で販売するスタンダードウオッチを示す。画像は「MQ-24-7B2LLJH」(出典:公式Webサイト)ただし、高橋氏は、現時点でCASIO WATCHとG-SHOCKのユーザー層や購入動機は異なると説明する。
CASIO WATCHでは、手頃な価格でありながら、長く使える品質や普遍的なデザインに価値を見いだす人が増えている。一方、G-SHOCKでは、タフネスというブランドのストーリーや、独自のデザイン、機能性に共感する人が支持を寄せている。
畠氏によると、CASIO WATCHは、スマートウオッチの充電などに疲れた人や、ファッションに合わせて気軽に時計を選びたい人にも受け入れられている。SNSやショップスタッフによる発信が、若者の間での認知拡大にもつながっているという。
現時点では、CASIO WATCHを買う人が、そのままG-SHOCKを買うという明確な流れができているわけではない。しかし、同じカシオの製品でも、異なるブランドの魅力を知ることで、新たな関心が生まれる可能性はある。
高橋氏は、両ブランドの顧客が互いの魅力を知り、将来的に両方を所有する若者が増えれば、市場の拡大にもつながると考えている。
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