サプライチェーンの改革による価格と品質の両立にも注力する。
例えば「かきたまうどん」は2024年に370円で販売していたが、2025年には430円に値上げした。その後、原材料費の高騰などが続く中、2026年には398円に値下げして販売している。
価格を抑えられた背景には、製造や配送の見直しがある。従来は1つの工場で製造し、各地に長距離輸送していた。現在は各エリアの工場で製造することで、配達コストを抑えている。また、容器の中皿をなくすなど、資材面も見直している。こうした取り組みによって、品質を高めながら価格を抑えているという。
おにぎりなどについても、一部エリアから順次、製造・配送の回数を従来の1日3回から2回に減らし、効率化を進めている。
新たに低価格帯のプライベートブランド(PB)「セブン・ザ・プライス」も展開する。阿久津社長は「日常的に使っていただくお店になるには必要だと判断した」と説明した。
従来、同社は粗利益率の低い商品の取り扱いには慎重だったが、東北エリアでのテスト販売を通じ、買い上げ点数の増加によって店舗全体の粗利益額を伸ばせることが実証されたという。
アプリ・ポイント戦略では、自社の会員基盤に加え、LINEやPayPayなど外部の経済圏との連携を進める。他社ポイントとの相互交換も通じて、来店機会の拡大を図る。
こうした施策を通じ、同社は2030年までに、2024年度比で約1000店舗の純増、販管費率12%未満、商品平均日販成長率2.5〜3.0%を目指す。
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