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出世するために必要な“ストレス対処法”:銀座で学んだこと(2/4 ページ)
仕事にストレスはつきもの。出世族は、ストレスも得手不得手を見極めるのに欠かせないものであり、ステップアップするための材料だと言います。これは、どういう意味でしょうか?
「質のいいストレス」とは?
次にご紹介するのは、大手商社に勤務するBさんです。彼は「女性も仕事も“ほれ込む”ことによって質のいいストレスになる」とおっしゃるのですが、一体どういうことでしょうか。
「男はいい女に見栄を張る。例えば、遠い場所に迎えに来てと言われても普通なら行かないのに、『はい、喜んで』とホイホイ迎えに行ってしまう。『ごめんね、助かっちゃった』この一言でイチコロ。仕事も同じで、いい仕事をしたいから対外的に見栄を張る。上司から『この件、頼んだよ』と言われたら、『はい、喜んで』となる。2つに共通しているのは、“ほれている”からこそ多少の無理も無理じゃないと言い聞かせてやり遂げられる。つまり、質のいいストレスだよ」
では、大手企業の社長や独立して社長となった方々はどうでしょうか。某大手企業社長のCさんはこう言います。
「出世するためには、何かを犠牲にするのではなく引き換えなきゃいけない。例えば、お祭りでくじを引いて当たったら、商品とくじを交換するだろう? あれと同じこと。僕は昔、出世と睡眠時間を引き換えにしてきたが、そのころはまだ若くて体力もあったからそれが犠牲になったとは思わなかったし、眠れないからと言ってストレスを感じることもなかった。なぜなら、会社の利益についてあれこれ考えている時間は楽しかったからね」
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