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売上高4割増 オイシックス・ラ・大地の松本浩平取締役に聞く「躍進の理由」ミールキットは出荷数7500万食(4/4 ページ)

食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地が、コロナ禍の長期化に素早く対応して会員数を大きく伸ばしている。消費者の巣ごもりニーズが高まる中で、2021年3月期は大幅な増収増益を見込む。同社の松本浩平・取締役経営企画本部長に、好調を維持できた販売戦略の狙いをインタビューした。

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健康意識の高まりとデジタル化で成長性あり

 以上がインタビュー内容だ。松本取締役の37歳という若さに驚いた。

 2000年に発足した若い会社ではあるが、オンラインによる情報共有と意思決定の速さには感心させられる。いま消費者が何を欲しているかを的確に把握し、即座にサービスや商品に落とし込んでいくスピード感が勝敗の分かれ目になる。そうでなくてはコロナ禍で先行きの見通せない宅配業界で、40万人まで会員数を伸ばせない。

 この業界は消費者の健康意識の高まりとデジタル化で、さらに進化を遂げる予感がする発展途上の分野だ。同社がどこまで会員数を増やせるか。

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