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湖池屋が仕掛けるデジタル販促戦略 28日間で1日平均3.4万リツイートを達成したキャンペーンの要点は?デジタル販促戦略の現在(3/3 ページ)

湖池屋は、Twitterを活用した新商品の販促に力を入れている。「湖池屋プライドポテト」のプレゼントキャンペーンでは、テレビCMとTwitter、Webを連動させて、28日間で1日平均3.4万リツイートを達成し、売り上げにも貢献した。マーケティング本部広報部広報課の堀崎知穂氏にデジタル販促の戦略について聞いた。

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プレゼントに応募するユーザーがコアなファンになる

 SNSはメーカーにとっては販促のツールだけでなく、コメントによって客の生の声を知る場にもなる。湖池屋では今後、SNSで寄せられた声を反映させた新しい商品や企画、EC限定商品などの開発も考えているという。

 一方で、SNSのプレゼントキャンペーンを今後も重視していく。湖池屋はコロナ禍で、ルームウェアをプレゼントする「じゃがいも心地」のキャンペーンや、テレワークのおやつに小さくて食べやすい「ハッシュドポテト」を提案するプレゼントキャンペーンなども成功させてきた。


「じゃがいも心地」のキャンペーンなど湖池屋のSNS販促戦略

ルームウェアをプレゼントするキャンペーンなどを展開

 堀崎氏は、プレゼントキャンペーンを続けるのは「応募してくれるユーザーの熱量の高さ」を感じているからだという。

 「SNSではブランドの認知がどこまでできるのかが課題の一つです。その際に大事だと感じているのは、プレゼントに応募するユーザーの熱量の高さですね。自分から情報を取りにきてくれますし、ツイートをよく見てくださっています。

 それに、プレゼントキャンペーンは、新たなファンを獲得するきっかけにもなります。フォロワーと公式アカウントでコミュニケーションをとることで、コアなファンが増えているのも確かです。これからもプレゼントキャンペーンは、定期的に実施していきたいですね」

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