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2年で3万台が売れた! スマホ操作の聴覚サポートイヤフォンが好調なワケ3万円で高機能(1/6 ページ)

聴覚サポートイヤフォン「Olive Smart Ear(オリーブ スマート イヤー)」の売り上げが好調だ。約2年で3万台ほど売れたというが、どういった特徴があるのだろうか。製造・開発元のオリーブ ユニオンに、取材したところ……。

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 聴覚サポートイヤフォン「Olive Smart Ear(オリーブ スマート イヤー)」の売り上げが好調だ。手がけるのは、韓国の大手総合家電メーカー・サムスンの元プロダクトデザイナー Owen Song(オーウェン・ソン)氏が創業したOlive Union(オリーブ ユニオン、東京都目黒区)だ。

 「メガネをかけるように着用してほしい」と開発された同製品は、片耳用で2万9800円と補聴器と比較すると手頃な価格帯。スマートフォン用のアプリで音声の調整をする仕様も、従来の補聴器とはまったく異なる。


スマートフォンのアプリで音を調整する、聴覚サポートイヤフォン「オリーブ スマート イヤー」(写真提供:オリーブ ユニオン)

 米クラウドファンディングIndiegogoで2億円を達成。販売してから約2年で累計3万台を売り、資金調達の総額は20億円超えと、インパクトのある実績を持つ同社に製品完成までの道のりと販売戦略を聞いた。加齢性難聴を患う筆者の母が「オリーブ スマート イヤー」を使用した体験にも触れたい。

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