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どんな働き方ができるのか 「星野リゾート」でワーケーションを体験ワークは“ついで”(2/6 ページ)

ニューノーマルな働き方として、コロナ禍で注目されている「ワーケーション」。ホテルや旅行会社は独自のプランを打ち出しているが、実際のところどうなのか。ノマドワーカー歴5年を超える筆者が、2カ所で体験した様子をお伝えする。

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「絶景オフィス」が誕生


山並が圧巻の「絶景オフィス」(筆者撮影)

 トマムでは、2020年12月に「絶景オフィス」が誕生したばかり。地上30階にあるフリースペースからの景色は圧巻で、ワイドな窓いっぱいに山並が広がる。感染対策として席と席の間は十分な距離が保たれているため、かなり広いスペースが使える。疲れたら、視線を上げて山々を眺めるだけでリラックスできるし、都会で働くのとは気分がまったく違った。


数人で会議ができる会議室も(筆者撮影)

 密室の会議室も3つ用意されている。フリースペースほどの開放感はないものの窓からは絶景が見え、カジュアルな雰囲気で会議ができそうだ。密室なので機密情報を扱う際でも安心。会議室は予約制で、宿泊者は無料で利用できる。1650円でビデオ会議用のマイクやノートPCスタンドなどがセットになった「パーフェクトワーケーションセット」もレンタル可能。


ぜいたくな景観の「デザインスイートツイン」(筆者撮影)

 人の目を気にせず、より落ち着いて仕事をするなら、部屋が一番かもしれない。トマムには、全室100平方メートル以上でオールスイートの「リゾナーレトマム」と利便性が良く手頃な価格帯の「トマム ザ・タワー」の2つのホテルがあり、前者のデザインスイートツインには絶景を前に作業ができるデスクとイスが設置されている。

 筆者は主に部屋で作業しており、「仕事をしているのがもったいない」という思いもありつつも、優雅に過ごすことができた。ただ、Wi-Fiの速度は絶景オフィスのほうが速いため、サクサク仕事をするならオフィスがお勧めだ。

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