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山善の焼肉グリル「XGRILL」が売れている、人気の秘密は?:あの会社のこの商品(3/5 ページ)
家の中で焼き肉をやるのは、理解が得られにくい。やはり、においの問題が大きいが、山善はこの課題に正面から向き合い、解決策となる商品を開発。それが現在、想定を上回るペースで売れている。
売れる自信があったので販促物を製作
近藤氏はXGRILLについて、「年間2〜3万台程度売れるのではと予想していました。私の中では5万台売れれば大ヒットです」と話すが、21年5月末までに売れたのは約7万台売。このままのペースでいけば、発売から1年間で10万台に達する見込みだという。
売れる自信があったので、発売にあたってメディア向けにプレススリリースを発信。煙の発生と油はねがどの程度抑制できるのかを数字で示したことから各メディアで注目され、多くの人に知られることとなった。
店頭でも目立つ工夫をした。まず、ディスプレー用の什器を製作。売れる自信があったので、製作を会社にかけあったという。什器にはQRコードを印刷し、スマートフォンで読み取ると商品のサイトにアクセスできるようにした。
このほかにも、商品の特徴などをまとめた動画も制作。店舗内で流してもらうなどした。
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