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スーパーでよく聞く「ポポーポポポポ」の“ミニ”が完売! 開発秘話を担当者に聞いた3分インタビュー(3/3 ページ)

スーパーで「ポポーポポポポ」のメロディーをよく耳にする。あの音を流しているのは「呼び込み君」というアイテムで、群馬電機が開発している。このたび「呼び込み君」のミニトイが登場して、予約数が殺到しているのだ。開発を手掛けた青島文化教材社の担当者に、裏話などを聞いたところ……。

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“体感温度”が下がる

――商品を発表して、4日もたたずに「完売」したわけですね。想定以上に売れた要因は、どのように分析していますか?


実物(左)との比較

金田: スーパーや量販店の一角で「呼び込み君」のメロディーを聞くことができるので、多くの人が一度は聞いたことがあるはず。老若男女が耳にしているので全年齢層がターゲットになるかもしれませんが、やはり20〜30代でガジェット好きな男性がメインになるのではないかと考えていました。

 実際、予約を受け付けてみて、そうした層の購入者が多いのですが、小さな子どもがいる親御さんからの注文も多いんですよね。購入理由をみると「子どもと一緒にスーパーに行くと、ポポポーの音が気になるみたいで。音の発生源を見つけ出すために店内をウロウロしているので、家に一つあってもいいかな」といった声がありました。

 この商品の最大の特徴は、ボタンを押すと、まるで自分がスーパーにいるような感覚を味わうことができること。こうした感覚を味わいたい人から、予約が入ったのではないでしょうか。個人的には、生鮮食品コーナーで「ポポーポポポポ」の音が鳴っているイメージがあるので、“体感温度”が下がるような感じがするんですよね(笑)

(終わり)

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