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日立、家電サブスクを開始 対象は4製品で月額3300円から 競合では「体験」重視の動きもリカーリング軸に成長見込む(1/2 ページ)

日立が家電4製品でサブスクリプションサービスを始める。月額3300円から、対象は4製品。家電は同グループの“稼ぎ頭”領域の一つで、リカーリングビジネスを軸にした成長を見込む。競合ではパナソニックがサブスクに参入しており、「体験」を軸に人気を博している。

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 日立が自社家電のサブスクリプションサービスを開始する。グループ企業の日立グローバルライフソリューションズ(GLS)が10月21日に発表した。11月中旬から開始するという。


画像はイメージ、出所:ゲッティイメージズ

 対象となるのは、コードレス掃除機やオーブンレンジなど4製品で、下記の通り。

  • コードレス スティッククリーナー「ラクかるスティック」PV-BL3J
  • ロボットクリーナー「minimaru(ミニマル)」RV-X10J
  • 過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-W10A
  • IHジャー炊飯器「ふっくら御膳」RZ-W100FM

 なお、同社は今回のラインアップを「第1弾」としており、今後対象の製品を拡充していくことが予想される。


第1弾の対象4製品(出所:日立GLSプレスリリース)

 プランは2種類用意した。9980円で対象製品を30日間試用できる「お試しプラン」と、月額3300円の「月額プラン」だ。後者は最新の家電を継続して利用したいというニーズの他、単身赴任や学生の下宿といった期間が限定されるシーンにも対応する狙いがある。


プランの概要(同前)

 レンタル期間が終了した製品は日立GLSに返却できるため、処分する手間がない点がメリットだという。返却された製品は再利用することで、循環型社会の実現にも貢献する。

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