日立、家電サブスクを開始 対象は4製品で月額3300円から 競合では「体験」重視の動きも:リカーリング軸に成長見込む(2/2 ページ)
日立が家電4製品でサブスクリプションサービスを始める。月額3300円から、対象は4製品。家電は同グループの“稼ぎ頭”領域の一つで、リカーリングビジネスを軸にした成長を見込む。競合ではパナソニックがサブスクに参入しており、「体験」を軸に人気を博している。
日立グループでは、家電分野を「コネクティブインダストリーズ」という領域に区分しており、同領域の売り上げはグループ全体の25%(2021年度実績)を占める“稼ぎ頭”だ。そのうち日立GLSは15%ほどの割合を占める。
同グループが既に発表している24年度までの中期経営計画では、コネクティブインダストリーズで3.2兆円(21年度は2.7兆円)の売り上げを目標に掲げている。中でも、コネクテッドプロダクトの拡大・機能強化を軸に、サブスクリプションなどリカーリングビジネスモデルで成長する戦略を描く。その上で、顧客データを継続的に取得できるサブスクリプションサービスはカギを握る。
自社家電のサブスクリプションサービスは、国内だとパナソニックも提供している。食材と家電を組み合わせたサービス「foodable(フ―ダブル)」を21年6月に開始。銘柄米と炊飯器を組み合わせた「全国ご当地米食べくらべ体験」や冷凍パンとオーブントースターを組み合わせた「本格ベイクアップ体験」といった体験を重視したサービスを軸に人気を博し、同年12月にはサービスを拡充した。
GfK Japanの調査によると、22年上半期の家電小売市場の規模は前年比で3.9%減少した。とはいえ、15年以降の数字を見ると、21年上半期に続き2番目の規模となっており、家電の消費動向は好調だ。日立はこうした追い風を、サブスクリプションサービスで生かせるか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
温泉宿のクチコミランキング 3位「伊香保温泉 ホテル木暮」、2位「効能溢れる癒しの湯治宿 玉川温泉」 1位は?
楽天トラベルが「お風呂のクチコミ評価が高い温泉宿ランキング」を発表した。クチコミを基に、1〜10位までをランク付けしている。その結果、3位には伊香保温泉、2位は玉川温泉の宿がランクイン。果たして1位はどこだったのか?
都道府県別、人気の移住先ランキング 北海道、兵庫県を抑えた1位は?
移住・関係人口促進サービス「SMOUT」を運営するカヤックが、約4万人のユーザー動向から調査した人気の移住先ランキングを発表した。市区町村と都道府県別にランク付けしている。
初デートで「なし」なメニュー 3位「ギョーザ」、2位「ジビエ」、1位は? ファミレス容認派の割合も明らかに
ホットペッパーグルメ外食総研が初デートでの「あり」「なし」ランキングを発表した。SNSで話題になることも多い「ファミレス初デート」容認派の割合や、「あり」「なし」な店・メニューが明らかになった。
4000人に聞いた「好きなお菓子」、1位は? 今夏売れたアイスも明らかに
プラネットが、おやつ・お菓子に関する調査結果を発表した。4000人規模の調査から、好きなお菓子や今夏売れたアイスが明らかに。
ドミノ・ピザ、値下げキャンペーンの一方で“6%値上げ”していた 告知不十分で不満の声も
ドミノ・ピザが10月3日から、デリバリー・持ち帰りを問わず全注文に対してサービス料を徴収し始めた。現状、告知は公式Webサイトやメールマガジンのみで、告知の不十分感が否めない。なぜ、今なのか。そして、いくらかかるのか。広報担当者を取材した。
儲けを取るか、顧客を取るか 苦境続く新電力 石川電力の自己破産は氷山の一角?
10月4日に自然電力がサービス終了を発表し、10月6日には石川電力の自己破産が報じられるなど、苦境が続く新電力。最近では収益性向上のために「市場連動型」の料金プランを導入する企業も出始めているが、茨の道といえそうだ。
「ジーユー以上、ユニクロ以下」の価格帯で勝負 FOREVER21、日本市場で“三度目の正直”となるためのカギは?
2023年、日本市場への再チャレンジを発表したFOREVER21。過去に二度の撤退を経験しながら、今回を“三度目の正直”とできるか。勝負する価格帯は、「ジーユー以上、ユニクロ以下」となり、激しい価格競争も想定される中、成功のカギはどこにあるのか。専門家が分析する。

