聖地に“エヴァ、再来” 来春オープンの東急歌舞伎町タワーとコラボ 「東急といえば渋谷」をどう変える?:オープンは2023年4月14日(1/3 ページ)
聖地にエヴァが襲来する。来春オープンの東急歌舞伎町タワーとコラボして行うさまざまな施策が発表された。同施設は「渋谷」をホームとする東急にとって、新宿での新たなチャレンジとなるが、どういった仕掛けをしていくのか?
“聖地”にエヴァが帰ってくる。東急・東急レクリエーションは2日、「開業半年前」と銘打った発表会を実施し、新宿・歌舞伎町に来春開業予定の「東急歌舞伎町タワー」について、正式オープン日を2023年4月14日と明らかにした。また、同施設のコンセプト「好きを極める」を具現化する施策の第1弾として、「エヴァンゲリオン」とのコラボ「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」を4月28日から開始する。発表会には東急で新宿プロジェクト企画開発室室長を務める木村知郎氏と、グラウンドワークス代表取締役の神村靖宏氏が出席した。
東急歌舞伎町タワーは、高さ地上225メートル、地上48階、地下5階、塔屋1階の大型商業施設だ。ホテルや劇場、映画館などを併設し、空港連絡バスの乗降場整備や西武新宿駅前通りのリニューアルなどを含む「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TPOKYU MILANO再開発計画)」のシンボル的存在となる。今回の発表会では、正式オープン日とともに、エヴァとのコラボ施策や地下1〜4階に開業を予定するライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」で夜間時間帯に営業するナイトエンターテインメント施設「ZEROTOKYO」も発表した。
同施設はコンセプトとして「好きを極める」を掲げる。エヴァとのコラボは、同コンセプトを具現化する第1弾の施策だ。施設内の劇場や映画館、ホテルなど幅広い領域でコラボするという。
6〜8階に開設する劇場「THEATER MILANO-Za」では、こけら落としとして「舞台・エヴァンゲリオン Beyond(仮)」を、23年5月に公演する。国際的に知名度が高い演出家のシディ・ラルビ・シェルカウイ氏が構成・演出・振り付けを担当する。
18〜38階に開業する「HOTEL GROOVE SHINJUKU」には、期間限定で「LIFESTYLE HOTEL EVA」として、客室1フロアをエヴァの世界に浸れるようにアレンジする。客室内では、エヴァのパイロットをテーマにしたインテリア、スペシャル映像などを用意するという。
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