速報
閉園する星の王子さまミュージアムに「分身ロボット」でリモート来園 「行きたいけど行けない」の声に対応:遠方の人や障害者などがターゲット(1/2 ページ)
TBSグロウディア(東京都港区)が運営する星の王子さまミュージアム(神奈川県箱根町)では、11月19日〜12月18日の1カ月間、オリィ研究所が提供する分身ロボットOriHime(オリヒメ)を活用した「OriHimeプロジェクト@星の王子さまミュージアム」を実施する。
TBSグロウディア(東京都港区)が運営する星の王子さまミュージアム(神奈川県箱根町)では、11月19日〜12月18日の1カ月間、オリィ研究所が提供する分身ロボットOriHime(オリヒメ)を活用した「OriHimeプロジェクト@星の王子さまミュージアム」を実施する。OriHimeを活用することで、さまざまな理由により来園が難しい人が、リモート来園できる仕組みを提供する。
本プロジェクトは、2023年3月31日での閉園が決まった星の王子さまミュージアムに最後にもう一度来園したいが、遠方に住む人や外出に障害がある人、コロナ禍での旅行に抵抗感がある人などをターゲットに企画。また、さまざまな理由により社会参加が困難な人へ就労の機会を創出する機会として訴求する。
カメラやスピーカーで周囲とのコミュニケーションも可能
OriHimeは「ロボットと人ではなく、人と人をつなぐロボット」をコンセプトに開発された遠隔操作ロボット。手の平に乗せられるサイズで、全長は約20cmほど、インターネットを通じて遠隔からの操作ができ、行きたい場所に置くことで遠隔体験が可能となる。ロボット本体は移動することはできないが、内蔵されているカメラやマイク、スピーカーによって周囲の人とのコミュニケーションも可能となっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「箱根 星の王子さまミュージアム」閉園へ、悲しみの声広がる コロナ禍の来園者減少や老朽化が理由
TBSグロウディア(東京都港区)は10月28日、「箱根 星の王子さまミュージアム」を2023年3月31日をもって閉園すると発表した。
スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
最近のスシローといえば、おとり広告の問題で景品表示法に係る措置命令を受けてしまった件は記憶に新しいことでしょう。こういった問題が起きるとどのような影響があるのかを「減損損失」という視点から見ていきます。
社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
日本の自動車産業をけん引するトヨタ自動車。しかし、同社の豊田社長の名字の読み方は「トヨダ」と濁点が付く。なぜ、創業家の名字と社名が異なるのか? 経緯を調べると、そこには3つの理由があった。
「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?
日本企業はなぜ、「部下を育てられない管理職」を生み出してしまうのか。「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」を分ける“4つのスキル”とは? 転職市場で求められる優秀な管理職の特徴について解説する。
「優秀だが、差別的な人」が面接に来たら? アマゾン・ジャパン人事が本人に伝える“一言”
多様性を重視するアマゾン・ジャパンの面接に「極めてだが優秀だが、差別的な人」が来た場合、どのような対応を取るのか。人事部の責任者である上田セシリアさんに聞いた。

