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閉園する星の王子さまミュージアムに「分身ロボット」でリモート来園 「行きたいけど行けない」の声に対応:遠方の人や障害者などがターゲット(2/2 ページ)
TBSグロウディア(東京都港区)が運営する星の王子さまミュージアム(神奈川県箱根町)では、11月19日〜12月18日の1カ月間、オリィ研究所が提供する分身ロボットOriHime(オリヒメ)を活用した「OriHimeプロジェクト@星の王子さまミュージアム」を実施する。
現地に来園する同伴者もしくはスタッフが持って回る
本プロジェクトでは、星の王子さまミュージアムがOriHimeを貸し出し、直接施設に来られない人の代わりに、来園同伴者やミュージアムスタッフがOriHimeを持って園内を回る。パソコンやスマホ、タブレットを使いOriHimeに接続することで、どこからでも星の王子さまミュージアムを観覧できる仕組みとなっている。
その他、OriHimeの操縦者が登場する、神奈川県主催「2021年度 共生共創事業プロデュース OriHimeプロジェクト」の映像上映や登場する衣装の展示などを実施する。また、就労の機会の創出のため、上映出演者による案内や朗読なども開催予定。
「OriHimeプロジェクト@星の王子さまミュージアム」の予約可能日程は11月19日〜12月18日の平日で予約可能時間は午前11〜午後1時(2時間)と午後2〜4時(2時間)で1日2組限定。来園してOriHimeを持ち歩く人(来園同伴者)がいる場合の入園料は1600円(別途来場同伴者の入園料)、来園同伴者がいない場合は3000円となり、ミュージアムスタッフがOriHimeを持って園内をまわる。
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