フリーランスになったエンジニアの86%が「正社員に戻りたくない」
アン・コンサルティング(東京都渋谷区)は、正社員のエンジニア150人と正社員を経験しフリーランスとして働くエンジニア150人の計300人を対象に、「フリーランスエンジニアへの転向意識調査」を実施した。
ITフリーランスのマッチングサービスを展開するアン・コンサルティング(東京都渋谷区)は、正社員のエンジニア150人と正社員を経験しフリーランスとして働くエンジニア150人の計300人を対象に、「フリーランスエンジニアへの転向意識調査」を実施した。
その結果、フリーランスエンジニアの86.0%が正社員に戻りたいとは考えていないことが分かった(「戻りたくない」48.7%、「あまり戻りたくない」37.3%の合計)。
フリーランスエンジニアになる前に抱いていた働き方を実現できたか聞くと、「やや実現することができている」が43.3%、「ほぼ実現することができている」との回答が30.0%だった。
フリーランスエンジニアになって感じたことについての複数回答の質問で、最も多く票を集めたのは「時間にとらわれない働き方をすることができた」(38.0%)だった。次いで「1人で仕事をすることが区ではなかった」(37.3%)、「持っていたスキルで仕事を回すことができた」(35.3%)、「場所にとらわれない働き方をすることができた」(34.7%)と続いた。
フリーランスに「興味はない」正社員エンジニアが過半数
正社員エンジニアに対しフリーランスエンジニアになることに興味があるか尋ねたところ、「全く興味はない」が31.1%、「あまり興味はない」が28.7%と、興味を示さない人が過半数を占めた。
フリーランスエンジニアになることに興味がある正社員エンジニアに対し、不安なことを複数回答で聞くと、「収入が安定しなさそう」(68.3%)に最も多くの票が集まった。次いで「仕事を見つけることが難しそう」(60.0%)となり、いずれも金銭面に関わる不安が大きい様子がうかがえた。
調査は10月31日〜11月10日、インターネットで実施した。
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