インタビュー
ローソンストア100、今年が「最後の100円おせち」か!? 100円を維持できた物流改革とは:高級路線からシフト(5/5 ページ)
もしかすると今年で「100円おせち」が消えるかもしれない。今年もローソンストア100は、毎年恒例の「100円おせち」を発売する。各社が値上げを続ける中、同社はいかにして価格を維持できたのか。その答えは物流にあった。
24年は100円を維持できるか不透明
今回は値上げを回避できたものの、現在も原材料価格、原油価格は上昇している。24年は100円を維持できるかどうかは不透明だろう。
世論が値上げを容認しつつあるのも事実で、110円にしても受け入れられる可能性もある。ただ、「100円おせち」というのが1つのステータスであり、値上げは100円という基本コンセプトの崩壊を意味する。
「24年は100円を維持できるかどうか、現時点では確約はできないほど厳しいです。ただ、できるだけ諦めずに維持したいとは思っています」(近藤副本部長)
もしかすると今年で「100円おせち」が消えるかもしれない。
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