インタビュー
ローソンストア100、今年が「最後の100円おせち」か!? 100円を維持できた物流改革とは:高級路線からシフト(4/5 ページ)
もしかすると今年で「100円おせち」が消えるかもしれない。今年もローソンストア100は、毎年恒例の「100円おせち」を発売する。各社が値上げを続ける中、同社はいかにして価格を維持できたのか。その答えは物流にあった。
SDGsを意識した「リメイクおせち」
今年も料理研究家の小林睦美さんと協力し、盛り付け方の指南や、余ったおせち料理を再利用する「リメイクおせち」を提案している。「おせちパエリア」「たこ焼き器でおせちピザ」「おせちトースト」「栗きんとんチーズクリームのカヌレ」の4品目打ち出した。
いずれも100円おせちとローソンストア100で売られている食材で作れるようにしている。この考え方は世界のSDGsの動きが強化されていることにピタリとはまる。
例えば、おせちトーストは同ストアで販売されている食パンを活用するのでローソンストア100の売り上げにもつながり、かつ食品ロスも減らせる一石二鳥のアイデアなのだ。
関連記事
- ローソンストア100の「100円おせち」 高級食材「味付けあわび」も100円に抑えられる驚愕の理由
ローソンストア100は12月25日から毎年恒例の「100円おせち」を販売する。高級食材「味付けあわび」も100円に抑えられる驚愕の理由を販売戦略の担当者に聞いた。 - ローソンストア100、「100円おせち」45種類を発売 価格は据え置き
ローソンストア100は12月25日、全国の店舗で「100円おせち」を販売する。2012年の販売から累計販売数は1200万食を突破。昨年は過去最高となる約300万食を販売した。 - ローソンストア100、「100円おせち」40種類を発売 累計販売数900万食を突破
ローソンストア100は、12月25日に全国の店舗で「100円おせち」を販売する。2012年の販売から累計販売数は900万食を突破。今年は昨年比130%となる約300万食の販売を目指す。 - ローソンストア100でヒットした「ウインナー弁当」がローソンでも発売 担当者語るヒットの理由
ローソンは、1都6県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の約4000店舗で、「ウインナー弁当」(216円)を発売した。 - 午後7時閉店でも店長年収1000万円超え! 愛知県「地元密着スーパー」絶好調の秘密
愛知県東三河地方だけに5店舗しか展開していない「絶好調」のスーパーがある。「社員第一主義」を掲げ午後7時には閉店しているのに、店長の年収は1000万円を超える。その秘密に迫った。 - 上場企業の「想定時給」ランキング、3位三井物産、2位三菱商事 8000円超えで「ぶっちぎり1位」になったのは?
上場企業の「想定時給」ランキング……。3位三井物産、2位三菱商事に続き「ぶっちぎり1位」になったのは? - 「年商1億円企業の社長」の給料はどれくらい?
「年商1億円企業」の社長はどのくらいの給料をもらっているのか? - コンビニオーナー残酷物語 働き方改革のカギは「京都」にあり
「働き方改革」の時流に逆らうかのように「24時間営業」を止めないコンビニ。その裏では、オーナーに「過労死ライン」の労働を強いている実態がある。そんな中、24時間を止めても純利益を8%増やした京都のオーナーが、メディアの取材に初めて実名で応じた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.