ロレアル、メタバース上でアバター用メークアップとヘアスタイルを提供
化粧品メーカーのロレアルは、メタバース向けゲーム・アバタープラットフォームの「レディ・プレーヤー・ミー」と、複数のブランドにおけるビューティパートナーシップを締結した。
化粧品メーカーのロレアルは、メタバース向けゲーム・アバタープラットフォームの「レディ・プレーヤー・ミー」と、複数のブランドにおけるビューティパートナーシップを締結した。ロレアルは、「今回の提携は新しい製品やサービスを消費者により良く届けるための新たな空間として、メタバースに積極的に取り組んでいることのあらわれ」としている。
ロレアルのブランド、メイベリン ニューヨークとロレアル プロフェッショナルは、アバター制作のために、世界4000以上のプラットフォームとアプリで使用できる独自のメークアップとヘアスタイルを提供する。これらのルックは「レディ・プレイヤー・ミー」で使用できるものだ。
メイベリン ニューヨークはメタバース上で5つのメークアップルックを提供。バーチャルな環境で誰もが外見をクリエイティブに表現できる機会を用意する。一方、ロレアル プロフェッショナルは5つのヘアスタイル・ルックを提供することによって、バーチャル世界でのヘアスタイル表現ができるようにした。
ロレアルグループのチーフデジタル&マーケティングオフィサー、アスミタ・デュバイは、以下のようにコメントした。
「美の未来は、フィジカル、デジタル、バーチャル空間すべてに広がるものになると信じている。当社のブランドは、仮想空間、ゲーム内でのカスタマイズ体験、仮想世界での広告、仮想アンバサダーやインフルエンサーを使って、没入型の新しい仮想体験を創造している。Web3やメタバースにおける美の未来の礎を築くのは、とてもエキサイティングなことだ」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
最近のスシローといえば、おとり広告の問題で景品表示法に係る措置命令を受けてしまった件は記憶に新しいことでしょう。こういった問題が起きるとどのような影響があるのかを「減損損失」という視点から見ていきます。
社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
日本の自動車産業をけん引するトヨタ自動車。しかし、同社の豊田社長の名字の読み方は「トヨダ」と濁点が付く。なぜ、創業家の名字と社名が異なるのか? 経緯を調べると、そこには3つの理由があった。
ファミマに吸収合併されたコンビニはどれ? 「ポプラ」「スリーエフ」「am/pm」
ファミリーマートの店舗を目にしたとき、「そういえば、ここは数年前まで別のコンビニじゃなかったっけ?」と記憶をたどったことはないだろうか。同社はこれまで、複数の企業を吸収合併してきた歴史を持つ。
「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?
日本企業はなぜ、「部下を育てられない管理職」を生み出してしまうのか。「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」を分ける“4つのスキル”とは? 転職市場で求められる優秀な管理職の特徴について解説する。
「優秀だが、差別的な人」が面接に来たら? アマゾン・ジャパン人事が本人に伝える“一言”
多様性を重視するアマゾン・ジャパンの面接に「極めてだが優秀だが、差別的な人」が来た場合、どのような対応を取るのか。人事部の責任者である上田セシリアさんに聞いた。

