広島の住みここち沿線ランキング 2位は「広島電鉄横川線」、1位は?(2/2 ページ)
大東建託(東京都港区)は、広島県版の「街の住みここち沿線ランキング2022」を発表した。
2位は公共施設などの多さが評価された「広島電鉄皆実線」
2位の「広島電鉄皆実線(的場町〜皆実町六丁目)」の家賃相場は5.6万円だった。居住者からのコメントでは「都心へ近く、公共施設が徒歩圏内に多くある。大型商業施設、個人の生鮮食品店、飲食店なども周囲にあり、徒歩、自転車圏内で全て事足りる」(44歳男性・既婚・現業職・比治山橋)、「交通の便が良く、徒歩圏内にショッピングモールや病院、学校などがそろっていて、老後も安心して住める」(66歳女性・既婚・専業主婦・皆実町六丁目)などの意見が集まった。
3位「広島電鉄宇品線」 アクセスの良さと居住環境の良さを両立
3位の「広島電鉄宇品線<紙屋町東〜広島港(宇品)>」の家賃相場は5.9万円。居住者からは「公共交通機関が充実しており、市内へのアクセスがしやすい。大きな公園があり、子育て世帯にとってとてもよい環境」(31歳女性・既婚・技術・研究職・鷹野橋)、「市内中心部へのアクセスが便利でありながら、閑静な住宅街であること。近くにイオンモールがあり生活に不便は感じない」(47歳女性・既婚・技術・研究職・宇品四丁目)といった声が寄せられた。
因子別の評価を見ると、各因子の評価が比較的万べんなく良い沿線が、昨年に引き続き上位にランクインする傾向が見られた。1位の「広島電鉄横川線」は、8因子中2つの因子(「親しみやすさ」「物価・家賃」)で1位を獲得し、また、4つの因子(「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「物価・家賃」)で偏差値60以上の高評価を得た。2位の広島電鉄皆実線も、8因子中2つの因子(「交通利便性」「行政サービス」)で1位を獲得。また3つの因子(「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」)で偏差値60以上の高評価を得る結果となった。
上位3位の沿線は、すべて「広島電鉄線」という結果に。また、トップ13は順位の変動はあるものの顔ぶれは昨年と同じとなった。
調査は広島県20沿線居住の20歳以上の男女1万4197人を対象に集計した。
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