調査リポート
首都圏の“借りて住みたい街”ランキング、1位は3年連続の「本厚木」 “買って住みたい街” 1位は?:進む“二極化”(2/4 ページ)
不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営するLIFULL(東京都千代田区)は、「首都圏版 2023年 LIFULLHOME'S 住みたい街ランキング」を発表した。その結果、「借りて住みたい街(駅)ランキン」』の1位は「本厚木」(神奈川県)、「買って住みたい街(駅)ランキング」の1位は「勝どき」(東京都)だった。
「笹塚」が急上昇 都心の賃貸ニーズ復調の兆しか
「借りて住みたい」ランキングのTOP100に入った駅のうち、前回調査から順位を上げた駅をピックアップした「急上昇ランキング」の1位は、「笹塚」(東京都)だった。新宿まで電車で約5分という交通利便性の高さから、都心方面に戻り始めた賃貸ニーズの受け皿になっていると見られる。
2位は「所沢」(所沢)だった。ワンルームマンションだけではなく一戸建て賃貸物件も多く、若い単身者からファミリー需要までさまざまなニーズに対応するエリアとなっている。また、「新宿」や「渋谷」へ乗り換え不要でアクセスでき、テレワークと出社を使い分ける生活にも合致している。
3位は「町家」(東京都)で、都内では賃料が比較的安価なエリアとして知られている。物価高騰を受けて固定費節約のため、賃貸ニーズが高まった。
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