調査リポート
職場の義理チョコ、実は最も喜んでいるのは20代!? 意外な世代間ギャップが明らかに(2/2 ページ)
インテージ(東京都千代田区)は、2月14日の「バレンタインデー」を前に調査を実施した。
予算の変化
個人で用意するチョコレートの予算(市販品の合計)について尋ねると、昨年と比較して予算総額は「変わらない」(70.8%)とした人が最も多く、「増える」(13.1%)、「減る」(10.8%)とした人はどちらも1割ほどだった。
「増える」とした人からは、「渡す機会が増えたから」「渡す相手が増えたから」「物価高で必然的に」といった回答が集まった。一方で「減る」とした人からは「昨年まで控えていた手作りを復活させる」「義理チョコをやめる」「物価高のため買い控える」などの声が寄せられた。
職場の義理チョコ 20代男性のみ「うれしい」が過半数
有職者の男女に「職場の義理チョコ」に対する考え方・感じ方を尋ねた。その結果、女性全体では8割が「参加したくない」(82.8%)と回答。また、男性全体でも「うれしくない」(61.4%)が6割となり、ネガティブ寄りの結果となった。一方で、年代別に見ると、女性はどの年代においても「参加したくない」が過半数を占め、共通の傾向があったのに対して、男性は20代のみ「うれしい」(66.3%)が6割を超え、「うれしくない」(33.7%)を大きく上回る結果となった。
20代男性が「うれしい」とした主な理由については、「職場の人たちと懇親が深まるから」「イベントとして楽しめるから」「普段自分では買わないようなチョコやスイーツが食べられるから」などが挙がった。
調査は、1月20日〜23日に実施。15〜79歳の男女2633人を対象とした。
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