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「カスハラ」の被害はいくらなのか? オペレーターが辞めた場合を計算した:対応策は(4/4 ページ)
顧客からの暴言や脅迫など、いわゆる“カスハラ”被害に悩んでいる企業は多い。どうすれば被害を抑えることができるのか。
サービス提供価格が4分の1に
まとめ
いかがでしたでしょうか? コンタクトセンター業界でも重要課題の一つになっているカスハラについての解説でした。
ある企業では、カスハラ対応を明確にしたことでコンタクトセンターやアフターサービスの部門のコストが削減され、サービス提供価格が4分の1程度でも商売が成り立つようになった、というデータもあります。
マーケティングの第一歩は「顧客は誰か?」という定義から始まる、とも言われますが、サービス提供のコストを劇的に軽くする可能性もあるカスハラ対策。製品開発・サービス改善の一環として、一度、自社の状況を棚卸ししてみてはいかがでしょうか。
著者プロフィール:小田 志門(おだ・しもん)
カラクリ株式会社 代表取締役CEO
1980年、京都府生まれ。関西大学卒業後、2003年にネットパトロール・カスタマーサポート事業を展開するイー・ガーディアン株式会社の創業メンバーとして入社。国内外の運用センターの立ち上げ・支援を経験。たった3人だった会社を、役員として従業員1000人規模の東証一部上場企業に成長させる。16年にチャットボットの可能性を感じ、17年10月にカスタマーサポートDXを手がけるカラクリ株式会社のCEOに就任。
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