旅行者が選ぶ「ベスト・オブ・ザ・ベスト ビーチ 2023」 世界とアジア1位は?:トリップアドバイザー調べ(2/2 ページ)
「Tripadvisor(トリップアドバイザー)」は、「2023 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト ビーチ」を発表した。
アジア1位はインドの「ラドハンガービーチ」
アジア1位に選ばれたインドのハブロック島にある「ラドハンガービーチ」。細かい真っ白な砂浜と透き通った遠浅の海で周辺でも人気の高いビーチとして知られる。島の西側に位置し、周辺には緑に恵まれた森や整備された散策路、レストランなどの飲食スポットやお土産屋、シャワーやトイレなども完備されている。
アジアトップ5には「ケリンキンビーチ」(インドネシア)、「ベナウリムビーチ」(インド)、「ミリッサビーチ」(スリランカ)、「ナイハーンビーチ」(タイ)がそれぞれ選ばれた。
日本からは、前年調査でアジア2位だった「与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチ」(沖縄県)が7位に唯一ランクインした。宮古島にある与那覇前浜ビーチは、約7kmも続く真っ白な砂浜で、ゆっくりカーブする砂浜に宮古島と来間島(くりまじま)を結ぶ約1.7kmの来間大橋(くりまおおはし)が架かり、絶景として取り上げられることも多い。
行き届いた管理でも知られ、パウダーサンドが広がる砂浜にはゴミや石のかけらもほとんどない。海はおだやかな遠浅で砂遊びや海水浴に適していて、ジェットスキーやウェイクボードなどのアクティビティが楽しめる。
アジアのランキングではタイ国内のビーチが3カ所ランクイン。ベトナムとインドネシアを含めると東南アジアの国が半数を占めた。
同社は「今回ランクインした多くが人里から離れた島に位置するビーチ。ブラジルのフェルナンド・デ・ノローニャやインドのハブロック島など、さまざまな場所のビーチが上位にランクインした。アジアランキングにもスリランカやベトナムなど多様な国のビーチがランクインしたが、インドのラドハンガービーチが前回から引き続き今回もアジア1位となった」とコメントした。
ランキングはトリップアドバイザーが、2022年に世界中の旅行者から投稿された数千万件の口コミを分析し、独自に作成した。
関連記事
- ソニーの「着るエアコン」“バカ売れ” 猛暑追い風に「想定以上で推移」
連日の猛暑が続く中、ソニーグループ(ソニーG)が4月に発売した、充電式の冷温デバイス「REON POCKET 3」(レオンポケット3)の売れ行きが好調だ。同製品は「着るエアコン」とも呼ばれており、ビジネスパーソンを中心に売り上げを伸ばしている。 - 「スシロー」はなぜ、“食器舐め”本人の謝罪を拒否したのか 広報に聞いた
回転寿司チェーン「スシロー」の店内で、客が卓上の醤油ボトルや湯呑みを舌でなめる動画をSNSに投稿し、物議を呼んでいる。被害を受けたスシローの運営元あきんどスシローは迷惑行為に「刑事、民事の両面から厳正に対処する」との声明を発表。厳格な姿勢を示し、ネット上で賞賛を浴びている。スシローはなぜ厳しい姿勢を貫くのか。理由を広報に聞いた。 - 「ロッテリア」はどこでしくじったのか 売却に至った3つの理由
「ロッテリア」のゼンショーHDへの売却が決まった。背景には大きく3つの要因が考えられる。他社の動向とともに考察する。 - 侍ジャパン人気、食に波及 東京ドームで「高額弁当」“バカ売れ”のワケ
「ワールドベースボールクラシック」が盛り上がりを見せ、試合会場の東京ドームには連日観戦客が足を運んでいる。会場内のグルメの販売も好調で、運営元の東京ドームによると「予想を大きく上回る売れ行き」だという。 - 「侍ジャパンの決勝、どうなった?」 9回表に離陸、航空会社の機内アナウンスが賞賛されたワケ
WBCで侍ジャパンが米国代表との激闘を制し、14年ぶり3度目の優勝を果たした。地上波などで結果を見届けた人もいる中、JAL系の航空会社が、上空で搭乗客に結果を伝えたとの投稿が話題になっている。どのような方法で伝えたのか。 - 侍ジャパンの選手が舌鼓 大阪の焼肉店「明月館」、“WBC効果”で来店客増加中
野球の世界一決定戦「ワールドベースボールクラシック」(WBC)が開幕し、“侍ジャパン”こと日本代表の初戦が近づく中、大阪市内の焼肉店「明月館」が注目を集めている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.