インタビュー
1億円稼ぐライバーも出現 「17LIVE」CEOに「ライブ配信ビジネスの将来性」を聞いた:YouTubeより手軽(1/3 ページ)
1億円以上を稼ぐ人もいるという「ライバー」が、徐々に脚光を浴び始めている。2015年に台湾で生まれた「17LIVE(イチナナ)」は、174の国・地域で展開。21年9月時点で登録者数が5000万ユーザーを超えるなど注目のライブ配信アプリだ。グループCEOのAlex Lien(アレックス・レン)氏に、日本での事業展開について話を聞いた。
小学生がなりたい職業で「ユーチューバー」が3年連続で首位を獲得した。だが、実際に個人で成功するには難題も多い。稼げるユーチューバーになるにはテレビ撮影のように、コーディネーター、カメラマン、編集者などで構成する「チーム」が必要になってきているからだ。
そんな中、「リアルタイム」で動画を配信する「ライバー」が、徐々に脚光を浴び始めている。中には1億円以上を稼ぐライバーもいるといわれ、それでいてライブなので編集作業の必要もなく、スマホ1台あれば1人で簡単にできるのも魅力の1つだ。
2015年に台湾で生まれた「17LIVE(イチナナ)」は、174の国・地域で展開。21年9月時点で登録者数が5000万ユーザーを超えるなど注目のライブ配信アプリだ。3月31日に同社のグループCEOに就任したAlex Lien(アレックス・レン)氏に、日本での事業展開について話を聞いた。
Alex Lien 通信や小売など20年以上の企業経営経験に加え、10年以上の次世代AAA・モバイルゲーム開発マネジメント経験、ゲーム・エンターテインメント事業の事業拡大経験を有する。スターバックスなどの企業で10年以上にわたり、研究開発、製品、マーケティングを担当。2008年にはゲーム業界に参入し、プロダクト開発・運営に携わる。09年、Break Mediaのグローバル開発チームとクロスプロモーションキャンペーンを率いて、大胆なマンガアートスタイル、パルクールアクション、クラシックゾンビのジャンルを見事に融合させた名高いモバイルアプリゲーム「Zombie Parkour Runner」を開発。その後、EAグローバルチームを率いて、POGOプラットフォームのゲーム開発および北米市場での運営を統括。17LIVE入社後は、台湾および東南アジアのCEOを務める。22年9月、17LIVE株式会社Group COO兼代表。23年3月にグループCEOに就任
1億円稼ぐ職業「ライバー」 ビジネスモデルは?
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