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組み立て式「セブン銀行ATM風」の貯金箱が話題 背景にセブンの“推し活推し”:「推しのATMになりたい」をかなえる(2/2 ページ)
セブンネットショッピングで購入予約を受け付けている「セブン銀行風ATM貯金箱」が話題だ。「推しのATMになりたい」というニーズを背景に開発し、デザインはセブン銀行が監修するなど本格的なものになっている。
2022年から“「推し活」推し”
セブンネットショッピングでは、22年5月に「推し活倶楽部」というページを新設。推し活関連のグッズやコラムなどを発信し続けている。開設以降、アクリルスタンドなどの推し活関連グッズの販売が伸長しているという。
推し活倶楽部では、ユーザーアンケートも実施しており、扱う商品やサービス改善の参考にもしている。スマートフォン向けに、Webサイトの背景色を変えられる「サイトカラー変更」を導入する際は、カラーリングの意見を募った。また、導入後のアンケートで「箱推し」(グループ内の特定メンバーではなく、グループ全体を応援すること)のユーザーも多いことから、「レインボーカラー」を追加採用した。
ユニークなグッズを続々展開
セブンネットショッピングでは、この他にもユニークな商品を続々と展開している。
「セブン‐イレブンレジ袋風エコバッグ(2個セット)」もその一つだ。セブン‐イレブンのレジ袋風のエコバッグを2個セットとしており、累計販売数は7万個を突破している。セブン-イレブン・ジャパン創業50周年として限定バージョンも7月に発売する。
また、50周年記念商品として、セブン-イレブンのテープ風バスタオルや歴代ユニフォームのキーホルダーなども用意する。セブン銀行ATM風貯金箱と合わせ、これまでにないユニークな商品戦略に今後も注目だ。
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