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ドミノ・ピザ、5回目の「1枚買うと2枚無料」 トラブル続出の「ドミノ倒し」キャンペーンをどう改善したのか(2/2 ページ)
ドミノ・ピザが五度目の「1枚買うと2枚無料」キャンペーンを実施中だ。過去には「ドミノ倒し」ともいえるトラブル続きだったが、今回は「どれほどご注文いただいても大丈夫」と自信を見せる。どう改善したのか。
CEO発案のキャンペーン「GO GEMBA!」でオペレーション強化
過去のキャンペーン中、遅配が発生したことなどから、利用者から「本部は店舗の大変さを理解しているのか」といった意見が上がった。今回は、店舗スタッフだけでなく、本部スタッフも一丸となってキャンペーンに臨む。
CEOのマーティン・スティーンクス氏が発案した「GO GEMBA!」として、キャンペーン中日の6月22日に留守番の4人を除く本社スタッフが総出で、関東地域の13店舗にてピザ生地をつくる。その他、役員を中心に店頭や店舗付近でメニューチラシの配布やボードを持ってのPR活動を実施する。
店舗スタッフに対しては、スポーツドリンクを各店舗に48本提供。数日に分けて配布し、現場の水分補給に役立てる。ピークタイムに応じて人員体制の強化も実施する。
過去、同キャンペーンでは「マルゲリータ」「クワトロ・ハッピー」「ドミノ・デラックス」といった定番商品の他、直径40センチの「クワトロ・ニューヨーカー」などにも注文が集まった。一度に3枚を選べることから、普段注文しない味のピザを選ぶ顧客も多く、商品ラインアップの認知強化につながっている。
ドミノ倒しのような失敗の連続を経て、オペレーションを確立してきたキャンペーン。今回も成功となるか。
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