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受け身の姿勢は時代遅れ! 人的資本経営をかじ取りする「攻めの人事」になる秘訣:会社全体で考える「人的資本」(2/3 ページ)
人的資本経営は経営者がリーダーシップを発揮して推進する必要があるが、そのパートナーとしての役割を担うのが人事部門だ。ところが、その役割を果たすためには多くの課題もある。人事部門は既存の業務に追われているのではないか。その業務に追われていては人的資本経営は進まない。
戦略パートナーとしての人事部門
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