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需要急増のWeWorkトップに聞く「これから日本企業が有利になる理由」:波乱万丈のキャリア(1/3 ページ)
コロナ禍での稼働率の低迷から抜け出し、需要が急増しているコワーキングスペース大手のWeWork Japan。改革に取り組んでいるジョニー・ユーCEOに、自らのキャリアと日本企業への期待を聞いた。
コロナ禍での稼働率の低迷から抜け出し、需要が急増しているコワーキングスペース大手のWeWork Japan。2021年3月にCEOに就任し、改革に取り組んできたジョニー・ユー氏は、WeWorkの日本での立ち上げから関わってきた人物だ。
金融業界の出身で、自らも起業を経験し、「成功と同じくらい失敗もした」というユー氏は、これから「日本企業にとって有利な時代がくる」と語る。ベンチャーから大企業まで、イノベーションを生み出す場を作ろうとWeWorkの改革に取り組んでいるユー氏。前編(『日立、ヤマハ発動機、JPX総研――WeWorkに大企業の入居が“急増”している理由』に続き、ユー氏に自らのキャリアと日本企業への期待について聞いた。
ジョニー・ユー WeWork Japan合同会社最高経営責任者(CEO)。1967年生まれ。1990年カルフォルニア州立大学バークレー校(UC Berkeley)経済学部・修辞学部卒。同年にモルガン・スタンレー証券に入社。その後、ゴールドマン・サックス証券、セラフィムキャピタルパートナーズ、シンフォニーファイナンシャルパートナーズ、メリルリンチ日本証券、シティグループ証券などに在籍。起業を経て、2017年にソフトバンク事業開発統括担当部長に就任し、WeWork Japanに設立当初から関わる。2021年3月にWeWork JapanのCEOに就任。ソフトバンクでは事業開発統括投資事業戦略本部執行役員本部長などを歴任し、現在はアライアンス戦略本部の顧問(以下、写真は(C)WeWork)
“ペイン”を解決するイノベーションは日本から生まれる
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