インタビュー
コインパーキングなのに、精算機がない 「常識破り」で「エコ」な駐車場が生まれたワケ:新たな土地活用(1/3 ページ)
コインパーキングにつきものの精算機がない。それどころか、車を制御するフラップ板もなく、電力を完全ソーラーでまかなう駐車場がちらほら出てきている。どのように実現しているのか。
必要な電力を完全にソーラーでまかなうエコなコインパーキングが登場している。手掛けているのは、不動産事業をメインに展開する北極星コーポレーション(東京都港区)の社内ベンチャーから生まれたアルゴ(同)だ。
同社のコインパーキングには、駐車した車を感知する地中のセンサーや、車を制御するフラップ板がない。さらには精算機もないというから驚きだ。一体なぜ、そのようなコインパーキングが実現したのか。
短期でも利益を生み出せるコインパーキングを模索
関連記事
- ユニクロ柳井正と佐藤可士和が10年以上議論 たどり着いた「ロードサイド店の答え」
グローバルでの展開も視野に入れた「UNIQLO LOGO STORE」が誕生した背景には、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏と佐藤可士和氏が、ロードサイド店舗の課題について10年以上議論してきた経緯がある。「UNIQLO LOGO STORE」の戦略を読み解く。 - 需要急増のWeWorkトップに聞く「これから日本企業が有利になる理由」
コロナ禍での稼働率の低迷から抜け出し、需要が急増しているコワーキングスペース大手のWeWork Japan。改革に取り組んでいるジョニー・ユーCEOに、自らのキャリアと日本企業への期待を聞いた。 - フェンダーが表参道に旗艦店オープン “楽器の聖地”御茶ノ水を選ばなかった3つの理由
フェンダーが目指す今後のビジョンについて、フェンダーミュージック アジアパシフィック統括のエドワード・コール社長と、ジョルジオ・グエッリーニ財務責任者に聞いた。 - 和製ChatGPTで「戦いに参入すべき」 松尾豊東大教授が鳴らす“警鐘”とは?
経営者層がいま、最も注目しているビジネストピックが「ChatGPT」などの生成AIだろう。日本ディープラーニング協会理事長で、東大院の松尾豊教授の登壇内容をレポート。ChatGPTをはじめとする生成AIを組織内でどのように活用していくべきなのか。ビジネスで活用する上で、どんな点に注意すべきかをお伝えする。 - グーグル翻訳を超える「DeepL」トップが描くAIの未来図 「英語学習は必ずしも必要でなくなる」
「Google翻訳よりも精度が高い」といわれる機械翻訳サービス「DeepL」。企業はどのようにAIを活用していくべきなのか。エンジニア出身で博士号も持つ、DeepL社のヤロスワフ・クテロフスキーCEOに話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.