2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

老後資金、いくら貯めてる? 50代会社員の実態、約2割が「2000万円以上」「老後資金と働き方」に関する調査(1/2 ページ)

「老後資金と働き方」の調査によると、50代会社員の8割以上が老後の生活費を不安視していることが分かった。老後資金としてどれくらい貯蓄しているのだろうか? 実態を調査した。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

 老後2000万円問題が話題になったのは記憶に新しいが、読者の皆さんは定年後や老後の生活についてどのように考えているだろうか。すでに2000万円を準備した人もいれば、定年後の再雇用を検討している人もいるかもしれない。

 ベンチャーサポート相続税理士法人(東京都中央区)の調査「老後資金と働き方」から、全国の50代会社員の82.0%が、老後の生活費について「心配なことがある」と回答したことが分かった。

老後
老後の生活費について心配なことはあるか(ベンチャーサポート相続税理士法人調べ)

 具体的な不安点として「物価の上昇が激しくて、老後資金の計算が大きく変わってきた」(北海道・女性)、「年金だけで賄えるか心配」(愛知県・男性)など、老後の資金や現在の生活レベルを維持できるかを心配する声があがった。

 では全国の50代会社員は現在、老後資金としていくら準備しているのだろうか?

老後資金、いくら貯めてる? 50代会社員の実態

 「老後資金をいくら準備しているか」という質問で、最も多かったのは「500万円未満」(49.3%)で、約半数に上った。

 以降「500万円以上〜1000万円未満」(15.6%)、「1000万円以上〜2000万円未満」(14.6%)と続いた。その他「2000万円以上〜3000万円未満」(9.3%)、「3000万円以上〜5000万円未満」(5.7%)、「5000万円以上」(5.5%)と、すでに2000万円以上準備している層も約2割存在した。

老後
老後資金としていくら準備してる?(ベンチャーサポート相続税理士法人調べ)
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る